第7回日本臨床薬理学会九州・沖縄地方会 第7回日本臨床薬理学会九州・沖縄地方会

ご挨拶

日頃より日本臨床薬理学会九州・沖縄地方会の活動に対し、ご理解とご支援を賜り厚く御礼申し上げます。 この度、第 7 回日本臨床薬理学会九州・沖縄地方会を 2023 年7 月15 日 (土)、九州大学医学部 百年講堂(福岡県福岡市)にて開催させていただくこととなりました。

医薬品の開発や適正使用を目的とした治験や臨床研究には様々な職種の医療従事者が携わりますが、精度の高い成果を得るためには、当該医薬品の体内動態(PK)や薬効・薬理(PD)、さらには、PK/PD の個人差や人種差の原因となる遺伝情報(PGx)の理解と整備が求められます。PK/PD/PGxの理解が治験や臨床研究のプロトコール作成やプロトコール順守に繋がることは明らかです。

今回の第 7 回地方会では「治験・臨床研究を科学的に進めるために求められるPK/PD/PGx 的視点」とのテーマを掲げ、次の時代の新しい治験・臨床研究の発展に資する地方会となるよう、充実したプログラムを企画していく所存です。具体的には、治験や臨床研究に有用な薬物代謝酵素やトランスポーター機能の最前線、企業・依頼者(開発担当者)が望むPK/PD/PGx 的視点とは何か、などを医師、看護師、薬剤師、出来れば製薬企業間で共有できるような内容を予定しています。

本会は、対面での開催を予定しております。
福岡の地で、多くの皆様にご参加いただき、有意義な情報収集・交換ができます様に万全な準備を進めております。
どうぞ、皆様のご参加をお待ちしています。

第7回日本臨床薬理学会九州・沖縄地方会
会長 家入 一郎
九州大学病院 薬剤部 教授

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